昨年のジャパンCをスワーヴリチャードで制し、昨年、今年と2年連続で英国リーディングジョッキーに輝いたオイシン・マーフィー騎手(25)が27日、フランスギャロから3カ月の騎乗停止処分を受けた。7月にシャンティイ競馬場で騎乗し、尿サンプルからコカイン陽性反応が出たため。同騎手の師匠にあたるアンドリュー・ボールディング調教師もコメントを発表している。

「オイシン・マーフィーは2012年にキングスクレア(厩舎)にやって来ました。大事なファミリーの一員です。彼がサドルの上で活躍することだけでなく、スポーツのアンバサダー(大使)としても彼のことを誇りに思っています。オイシンは優しい人間で、信頼できる男ですし、私たちのチームの一員です。私は彼が無実であったと疑いません。ただ、今回の件で彼は本当に傷ついているでしょう。彼がより強く、より素晴らしい人間として戻ってくることの手助けをするつもりです」。

英国のメディアも今回の裁定を大きく報道。「アットザレーシズ」電子版は騎乗停止期間について、12月11日から来年3月11日までになる見込みと報じ、レーシングポスト電子版や大衆紙「ガーディアン」はコカインを服用していないマーフィーから陽性反応が出た理由として、コカイン常用者との性的な接触が原因であったとする内容を報じている。

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