障害界の絶対王者と呼ばれ、J・G17勝を挙げているオジュウチョウサン(牡9、和田正)が年末の中山大障害(J・G1、芝4100メートル、12月26日)を回避することがわかった。

14日の京都ジャンプS(3着)のレース中に左前脚に外傷を負い、その後の状態を確認していた。和田正師は「本当に残念ですが、大事をとって休ませます。来年また元気な走りを見せることができれば」と話した。

過去2年は平地障害の二刀流で臨んできたが、今年は障害競走に専念。復帰戦となった3月の阪神スプリングJはレコードで昨年の最優秀障害馬シングンマイケルに9馬身差をつける圧勝劇を演じ、続く中山グランドJでは史上初の同一J・G15連覇、障害重賞13連勝を成し遂げていた。ファンの絶大な人気を集め、17年以来3年ぶりの中山大障害参戦を目標にしていたが、無念の回避となった。

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