9日、アメリカのケンタッキー州でキーンランド社のノベンバー・ブリーディングストック・セール初日が行われ、今年無敗で3冠馬に輝いたコントレイル(牡3、矢作)のおばにあたる牝馬チェロキーメイデン(牝3、父ディストーテッドヒューモア)が全体の3番目の高額となる185万ドル(約1億9400万円)で落札された。

チェロキーメイデンは母が05年のBCジュベナイルフィリーズを制した2歳女王フォルクローレ。半姉ロードクロサイト(父アンブライドルズソング)は日本に輸入され、その子コントレイルが今年、無敗の3冠馬に輝いている。

落札したのはナーヴィックインターナショナル社。ブラッドホース電子版によると、同社のエマニュエル・セロー氏は「彼女はおそらく日本に行くと思います。近日中に決まるでしょう」とコメントしている。

6日のBCジュベナイルで近親のエッセンシャルクオリティが米2歳王者に輝いたこともあり、コントレイルに近い血統を持つ馬への注目が高まっている。前日8日に行われたファシグティプトン社ノベンバーセールではエッセンシャルクオリティの半姉インデリブル(牝4)という牝馬を多田信尊氏が160万ドル、母インデリブルの当歳馬(牝0、父バーナディーニ)をオールインエクワイン社(飯山剛至代表)が26万ドルで落札している。

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