<JBCレディスクラシック>◇3日=大井◇統一G1◇ダート1800メートル◇3歳上牝◇出走15頭◇1着賞金4100万円

2番人気のファッショニスタが直線の競り合いを制し重賞3勝目、初の統一G1制覇を飾った。北村友騎手、安田隆師ともJBC競走は初制覇となった。

2番手を追走して迎えた直線は、内から馬体を併せてきたマドラスチェックと一騎打ちになった。鞍上の左ステッキに応えて最後は頭差だけ前へ。激しい首位争いに終止符を打ち、砂の女王の座をもぎ取った。北村友騎手は「正直手応え自体は良くなかったですが、2着馬が並びかけてきた時、もう1度馬が頑張って脚を使ってくれました」と笑顔。デビュー2戦目の17年1月以来、約3年9カ月ぶり2度目のコンビで結果を出し、「特に作戦はなく、気分を害さないように。ブリンカーの効果もあって集中して走れていました」と振り返った。

安田師はこの日、JBC2歳優駿の門別へ。安田景助手は「集中力を切らさないように乗ってくれた。競り合いになると根性があるし、しのいでくれた」と人馬をたたえていた。【渡辺嘉朗】

  1. お得な新入会プラン登場! 競馬情報サイト【極ウマ・プレミアム】
  2. 競馬予想に【ニッカンAI予想アプリ】