JRAの定例会見が19日、東京・六本木のJRA本部で行われた。21年の開催日割が発表され、中央競馬は1月5日(火)の東西金杯からスタートする。20年2月から23年3月まで京都競馬場が改修工事のため、来年の開催は中山、中京の2場で開幕する。開催ラストは12月28日(火)。今年は有馬記念前日に組まれているホープフルSが19年以来、2年ぶりに最終日に行われる。

従来の京都開催は阪神、中京に振り分けられる。例年京都で行われる天皇賞・春、牡牝3冠競走最終戦の秋華賞、菊花賞、エリザベス女王杯、マイルCSのG1・5競走は全て阪神に移設される。天皇賞・春の施行距離は芝3200メートルのため1周目は外回り、2周目は内回りを走ることになる。08年のコース改修後、初の施行となり、G1開催前に番組が組まれる可能性がある。

また、G1は基本的に18頭で施行されるため、本来フルゲート16頭の阪神3000メートルで行われる菊花賞は、18頭が出走可能になるよう調整中。

<21年開催の主な変更点>

★レースの格付け G3東スポ杯2歳SはG2へ、重賞葵SはG3へ格付けを申請中。

★3日間開催 10月9~11日にかけて行われる東京、阪神、新潟開催は、東京五輪開催に伴ってスポーツの日が別の日に移動した場合、9、10日の土日開催となる見通し。

★サマーマイルシリーズ G3中京記念は芝1600メートルから芝1800メートルに施行距離が変更されるが、引き続き同シリーズの対象レースとなる。

★北海道シリーズ 6月12日札幌で開幕。1回札幌が終了した後に1、2回函館を挟んで、再び札幌へ開催が戻る。9月5日に閉幕する。

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