元騎手で元調教師の嶋田功(しまだ・いさお)さんが19日午前、都内で死亡したことが分かった。74歳だった。死因は不明。

嶋田さんの実弟で元調教師の嶋田潤さん(71)は「今朝の9時くらいに連絡がきました。最後に会ったのは先々週。遊びに来いと言われ、泊まりに行きました。その時はぜんそくがひどいと言っていましたね。暮れにまた来るねと言って別れたんですが・・・。本当に信じられません」と話した。

嶋田さんは64年に騎手デビュー。「牝馬の嶋田」などの異名を取り、オークスは72~74年の3連覇を含む優勝5回。73年ダービーでは断然人気を誇ったハイセイコーを9番人気タケホープで破って初制覇を果たした。JRA通算951勝、G1級14勝。88年に現役引退。翌89年に厩舎を開業した。

調教師としては、騎手時代に最後の勝利を挙げたアイビートウコウで89年ダービー卿CTを制し、重賞初制覇。90年中山大障害(秋)の優勝馬ワカタイショウなどを育成した。G1馬こそいなかったが、通算277勝(うち重賞4勝)。67歳だった12年11月に、70歳での定年を待たずして調教師を勇退した。

嶋田さんに近い関係者によると、先週17日には電話口で無敗の3冠達成がかかるコントレイルが出走する菊花賞を楽しみにしていたという。通夜、葬儀は行わない。

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