凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)へ向け、フランスギャロの公式ホームページはエネイブル(牝6、J・ゴスデン、父ナサニエル)に騎乗するランフランコ・デットーリ騎手(49)の意気込みを伝えている。

-大一番が近づいてきた

デットーリ 私たちはすでに歴史的なことを成し遂げています。キングジョージ6世&クイーンエリザベスSも3勝しました。はっきり言って、昨年ほどの重圧を感じることはないです。それは無観客だからでありません。昨年、深い失望を経験しているからです。(2着で3連覇を逃した)昨年のレースが終わってからの3時間はプロのジョッキーになってから最悪の時間でした。エネイブル自身も似たような心境だったと思います。

-作戦については

デットーリ できれば1番枠から8番枠の間に入りたいと思います。雨予報があって、馬場はさらに重くなるでしょう。昨年経験したような極端なものにならないことを願ってます。前へ行くのはサーペンタインとソヴリンになるでしょう。いいポジションを取ることは難しくないと思います。

-3歳牝馬のラブが強敵になると思われていますね

デットーリ 馬場が非常に重要になります。エネイブルは対応できることを示しているので、大きなプラスになると思います。3キロのアローワンスがラブにはありますし、3歳のときのエネイブルと同じような形で凱旋門賞に向かってきます。他の人たちと同じように私もラブを高く評価しています。ただ、仲間やレーシングアナリストと話していますが、彼らは不良馬場はラブにとって逆風で、低い走法や速いアクションがあっているのは良馬場だと言っています。

本当に重い馬場になると、凱旋門賞はスタミナ比べになります。そうなると、ストラディバリウスは強いですし、尊敬するアンドレ・ファーブル師の管理馬ですが、ペルシアンキングは距離が長いことがわかるかもしれません。過小評価してはいけない馬は他にもいます。ソットサスです。ハードな臨戦過程ではないですし、凱旋門賞の実績があります。

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