凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月4日=パリロンシャン)でエネイブルと2強を形成する英オークス、ヨークシャーオークス覇者ラブ(牝3、A・オブライエン、父ガリレオ)に出走回避の可能性が出てきたと英国メディアが報じている。9月30日、デイリーミラー電子版が管理するエイダン・オブライエン師のコメントを伝え、アットザレーシズ電子版がそれを引用する形で報じている。
オブライエン師は「フランス(パリロンシャン競馬場)の馬場が不良になったとき、現実と向き合わなければいけません。正しいことがわかるまでは何も決まりませんが、決断しなければならないでしょう」と話し、不良馬場が確実な場合は出走を回避する可能性があることを示唆している。
先週まではブックメーカーの単勝前売りオッズで1番人気の評価だったラブだが、今週に入り、道悪馬場が濃厚となると、評価は下降気味。30日時点でウィリアムヒル社は4・0倍、ラドブロークス社は4・5倍、パディーパワー社は5・0倍でそれぞれ2番人気の評価となっている。