<追い斬り激論:神戸新聞杯>

菊花賞トライアル・神戸新聞杯(G2、芝2200メートル、27日=中京、3着まで優先出走権)の最終追い切りが24日、栗東トレセンで行われた。大注目は23日に追い切りを済ませた無敗の2冠馬コントレイル(牡3、矢作)だが、木曜追いの「追い斬り激論」では、大阪本紙の太田尚樹記者がファルコニア(牡3、角居)を、2年目の藤本真育(マイク)記者が夏の上がり馬ターキッシュパレス(牡3、昆)をピックアップした。

マイク 木曜も出走馬10頭が追い切りましたね。

太田 無敗の2冠馬を除けば混戦。状態の良さがものをいいそうなだけに、追い切りは要チェックや。

マイク 勉強になります。そんな太田さんの注目はどの馬ですか。

太田 俺はファルコニアが面白いと思う。来年2月で解散の角居厩舎にとっては菊花賞が最後のクラシック。ここで3着に入らんと本番に出られる保証はないし、まさに勝負駆け。次を見据えた仕上げの馬が多い中で“本気度”が違う。

マイク 動きはどうでしたか。

太田 坂路、単走で4ハロン52秒3の自己ベスト。今朝の坂路は上がりを要していて、全体時計の上位50頭のうち、ラスト1ハロンが最速ラップ(タイ除く)やったのはファルコニアを含めて2頭だけ。しかも最後は余力たっぷりやったし、文句なしや。

マイク 春の走りを見ていると、ワンパンチ足りない気もするんですが・・・。

太田 確かにスプリングS4着、京都新聞杯3着とあと1頭の差でクラシックに出られんかったけど、角居師は「春は丸まって(ためを利かせて)走れなくて、はじけなかった。それでも着に来ていたのは能力。今は馬がしっかりしてきて、気性も少しずつ良くなった」と成長を実感していた。全兄のトーセンカンビーナも3歳秋から覚醒したし、血統的な伸びしろも十分。今ならもうひと押しが利くはずや。

マイク 状態の良さ、成長力、陣営の本気度・・・。怖い存在ですね。

太田 やろ? マイクはどの馬が気になった? 

マイク 僕はターキッシュパレスにひかれました。

太田 ほう。夏の上がり馬やな。追い切りはどうやった? 

マイク 富田騎手を背にCウッドで6ハロン81秒5-12秒6。追い切り前と後にジョッキーを取材をしましたが、後の方がより笑顔で「動きはすごく良かったです」と楽しみにしているのが伝わってきました。

太田 しかし、重い馬場でしか走らん気がするが。

マイク 確かにジョッキーも「雨が降ってくれたらもちろんいいですが」と言ってましたが「一戦ごとに成長していますし、追い切りの動きから良馬場でも楽しみです」と期待していました。夏の成長力で一発あると思います! 

太田 えらい自信やな。

マイク 僕もターキッシュのように夏の“上がり記者”になりますよ。先輩記者、全員まとめて1000倍返しです! 

太田 ナオキは俺や。

  1. コンピ予想バトル開催中!
  2. ニッカンAI予想アプリ