土曜(12日)にアイルランドのレパーズタウン競馬場で行われる牝馬限定のG1、メイトロンS(芝1600メートル)の登録馬が発表になった。
登録を行ったのは13頭。最も注目を集めているのは、仏オークス、ナッソーSでG1連勝中のディープインパクト産駒ファンシーブルー(牝3、D・オブライエン)。また、このレースには前走仏G1ロートシルト賞3着のロードカナロア産駒ノウイットオール(牝3、J・ムルタ)も登録を行っており、こちらも有力馬の1頭となっている。2頭ともに出走すれば、アイルランドのG1を舞台にディープインパクト産駒とロードカナロア産駒が激突することになる。
2頭以外では今年の愛1000ギニー覇者ピースフル(牝3、A・オブライエン、父ガリレオ)、世界を転戦するマジックワンド(牝5、A・オブライエン、父ガリレオ)、昨年のマルセルブーサック賞覇者アルビグナ(牝3、J・ハリントン夫人、父ゾファニー)、3連勝で前走重賞初制覇のシャンペエリーゼ(牝3、J・ムルタ、父エルザーム)などの実力馬が登録。また、ジョセフ・オブライエン厩舎からは「トーセン」の島川隆哉オーナーが所有するアルゼンチン産馬ワイルズドリームス(牝4、父サジェスティヴボーイ)が登録している。
12日のレパーズタウン競馬場はアイリッシュ・チャンピオンズ・ウィークエンドの初日。メインは愛チャンピオンSが行われる(※今年は日本馬の出走がなく、JRAによる国内馬券発売は行われない。