<追い斬り激論:レパードS>

真夏の3歳砂王決定戦・レパードS(G3、ダート1800メートル、9日=新潟)に向けて5日、東西トレセンで最終追い切りが行われた。恒例の「追い斬り激論」では、大阪・網孝広記者が関西馬のラインベック(牡、友道)を推奨。超良血馬のダート連勝に期待した。一方、東京・久野朗記者は関東馬デュードヴァン(牡、加藤征)をプッシュ。ダートで底を見せていない東の大将格に注目した。

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久野 先週は新潟出張だったようで、お疲れさま。

網 土曜は1Rから関西馬が10連勝! 日曜も7勝で勝ち越し。いい思いをさせてもらいました。

久野 でも、土日メインはともに関東馬が勝利した。レパードSも過去5年は関東馬の3勝2敗。昨年は白毛馬ハヤヤッコが10番人気で勝ち、関東馬の“ワンツースリー”だった。

網 いやいや、でも一昨年はグリムが勝って、関西馬がワンツースリー!

久野 今年はどっちだ? 僕はデュードヴァンを推すね。美浦ウッドで3頭併せ。馬なりのまま2頭に半馬身先着した(5ハロン67秒0-12秒4)。リズム重視の走りで、実にスムーズだった。加藤征師は「4角では(前に出ようとするのを)無理に抑え込まずにやった。集中力を切らさずに、しっかり走れている」とOKサイン。師は16年にグレンツェントで勝利しているけど「グレンツェントよりも脚力がある」とデュードの評価はかなり高い。

網 確かに芝のアーリントンC11着を除けば、ダートは【3 1 0 0】。でも全部、東京マイルですよね。

久野 コーナー4つの新潟が鍵になるけど、能力でカバーできると思う。

網 僕は関西馬ラインベックですね。坂路単走で4ハロン54秒5-12秒3。軽めでも弾むようなフットワークでした。1週前にはM・デムーロ騎手を背にCウッドで併せ馬。6ハロン81秒5-12秒2で併走馬に先着した。友道師は「先週までにしっかりやっている。今週の時計も予定通り」と極めて順調です。

久野 まだダート2戦目。適性はどうかな・・・? 

網 初ダートの前走がいい勝ち方だったんです。マイペースで逃げたとはいえ、直線でも止まらず、最後は逆に後続を突き放した。父ディープインパクト、母アパパネという芝の超良血馬ですけど、ダート適性も十分です。「ためて伸びるタイプではないし、ピッチ走法なので適性はある。なかなか芝で(前走のような)ああいうレースに持ち込めない。体力と勝負根性はすごくある」と友道師。前で運んで、長くいい脚を使う。アパパネの子の重賞初制覇がダートなら、レースを彩るトピックスになりそうです。

久野 確かに、西日本で競馬開催がないここ2週は関西馬が関東馬を圧倒していたけど、ここはデュードヴァン。とっておきのデータを出そう。今年、川田騎手&加藤征師のタッグは【3 3 0 2】。勝率37・5%、連対率は75・0%!

網 ミルコ&友道師も18年以降【11 8 3 14】、勝率30・6%の強力タッグですよ。負けへんで!

◆加藤征師のJRA重賞勝ち 04年ピットファイターの武蔵野S(G3)を皮切りに通算12勝。うちダートで8勝。レパードSを勝てば、厩舎初のJRA・G1制覇となった18年フェブラリーS(ノンコノユメ)以来となる。

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