JRAが新たに発表した「短期免許制度における女性騎手に対する成績要件の新設」により、海外の女性トップジョッキーが短期免許を申請、取得しやすくなった。

ただ、短期免許制度の枠組みという点では「同時期5名枠は変更なし」と明記されており、秋のG1シーズンに女性騎手の来日は難しいかもしれない。

秋のG1シーズンは例年この「5名枠」をめぐって大激戦。ムーア、マーフィー、ビュイック、スミヨン、C・デムーロ、ボウマン、昨年はデットーリなど英仏やオーストラリアを主戦場にするビッグネームの名前が並ぶからだ。

また、今年は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大という特殊な状況。秋季特定期間(10月26日~12月31日)の免許申請締切日は9月10日となっているが、申請まで残り1カ月となった現在も「今年は誰(どの外国人騎手)が秋の短期免許申請を行うのか、まだわからない」という声がトレセンの調教師、騎乗依頼仲介者たちの口から聞こえてくる。

新たに新設された女性騎手限定の成績要件が生きてくるのが年内になるのか、それとも年明けになるのかはわからないが、過去2シーズンの成績を評価するという点で、一昨年のフランス女性トップだったミカエル・ミシェルは年内の来日を希望する可能性は高いだろう。

これまでは申請に必要な騎乗実績が、北米は賞金リーディング5位以内、英仏はリーディング5位以内、アイルランド・香港はリーディング3位以内、ドイツ・ニュージーランドは1位、という厳しい条件だった。女性騎手限定で新たな成績要件ができたのはJRAでの騎乗を夢見る海外の女性騎手にとっては大きなことだ。

フランスでは昨年のコラリー・パコー(21)も71勝、リーディング13位で成績要件をクリア。英国では昨年ホリー・ドイル騎手(23)が英国の女性騎手年間最多勝記録更新する107勝(リーディング集計期間外も含む)を挙げ、今年もここまでリーディング5位と絶好調。伸び盛りで魅力的な若手女性騎手たちが来日する日がいずれやってくるはずだ。

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