JRAは5日、来年度の調教師及び騎手免許試験要項について発表した。第1次試験は9月29日(合格発表予定日10月8日)、第2次試験は来年1月27日(同2月9日)。

また、8月5日付で、新たに女性騎手限定の短期免許の成績要件が新設された。従来の短期免許取得条件は男女共通で、各国のリーディング上位や凱旋門賞などの指定外国競走2勝以上などハードルが高かった。同時期に5人までの上限に変更はないが、今回は事実上、女性騎手に対する条件緩和。JRAの相馬免許課長補佐は「中央競馬において女性騎手がより活躍できる環境を整えることを目的として『申請者が必要とする騎乗実績』に女性騎手に限定した成績要件を追加しました」と説明した。

女性騎手限定の成績要件は以下の通り。

<1>米国・カナダ 北米地区を本拠とし過去2シーズンのいずれかで女性騎手の北米賞金リーディング1位。ただし、当該シーズンの成績が10勝以上、かつ北米賞金リーディング50位以内の場合に限る。

<2>イギリス・フランス・アイルランド・香港・ドイツ・ニュージーランド 過去2シーズンのいずれかで女性騎手リーディング1位。ただし、当該シーズンの成績が10勝以上、かつイギリス、フランスはリーディング50位以内、アイルランドは同30位以内、香港、ドイツ、ニュージーランドは同10位以内の場合。

<3>オーストラリア ニューサウスウェールズ州またはヴィクトリア州のメトロポリタン競馬で過去2シーズンのいずれかで女性騎手リーディング1位。ただし、当該シーズンの当該メトロポリタン競馬における成績が10勝以上、かつリーディング30位以内の場合。

<4>当該年または過去2年でインターナショナル・カタロギング・スタンダーズのパート1に定めるG1競走に優勝した女性騎手。

今秋のJRA騎手免許受験の意思を表明しているフランスのミカエル・ミシェル騎手(25)は、18年にフランスで72勝を挙げ、女性騎手のリーディング1位。男性を含めたリーディングで12位で、今回新設された成績要件を今年はクリアしている。ただ、19年は成績要件を満たしておらず、今年も現在仏国内で10勝、女性リーディング14位(リーディング1位は31勝)にとどまっている。来年、再来年に短期免許を取得するのは難しい状況となっている。

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