カナダで活躍する木村和士騎手(20)が18日、ウッドバイン競馬場で重賞初制覇を果たした。

ロイヤルノースS(G2、芝1200メートル、出走8頭)にレディーグレース(牝4、M・キャシー、父カンタロス)とのコンビで挑んだ木村騎手。序盤は後方2番手を進み、直線で豪快な追い込みを決めた。

レース後のインタビューでは「(勝ったのは)驚きではありません。前回彼女に騎乗したときにとてもいい馬だと思ったので、今日はサプライズではないです。前回は前に行けたのですが、今日は速い馬がいたので後方から進めることにしました。今日の彼女は飛んでくれました」と笑顔でレースを振り返った。

今年1月、日本人初のエクリプス賞(米国の年度代表馬表彰)「最優秀見習い騎手(アプレンティスジョッキー)」受賞を果たし、2年連続でカナダの「ソヴリン賞」も受賞。北米が注目する日本人(北海道・浦河町出身)のホープ、木村和士騎手の活躍から目が離せない。

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