<マリーンS>◇12日=函館◇オープン◇ダート1700メートル◇3歳上◇出走14頭

クリストフ・ルメール騎手(41)がタイムフライヤー(牡5、松田)を1着に導き、今年のJRA年間100勝一番乗りを果たした。6年連続6回目で、18年の7月29日を更新する自己最速となった。

名手が北の大地のメイン11Rで大台に到達した。11日まで98勝。12日は6R3歳未勝利(芝2000メートル)をマッチレスノヴェル(牝、鹿戸)で制して王手をかけていた。「先週、今週と1番人気で負けていたけど、強い馬で強い競馬ができた。今年は早めに100勝することができました。普段は札幌で達成していますね」と喜んだ。タイムフライヤーの勝利は17年12月のホープフルS以来。ダートで初めて勝ち、芝のG1馬を砂でよみがえらせた。

これまでの自己最速だった2年前の18年は、JRA年間最多記録の215勝を挙げた。「今年は春からの勝利のペースが速い。改めて新記録を考えることができる。まだ時間はあります。約6カ月あります。レースごとにいい競馬をして頑張りたい」と新たな闘志を燃やした。

なお100勝の最速達成は、武豊騎手の05年5月29日。同騎手はこの年に年間212勝まで勝利を積み上げた。

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