<ジュライC>◇11日=ニューマーケット・ジュライコース(英国)◇G1◇芝直線1200メートル◇3歳上◇出走12頭

期待の若手騎手キーレン・ファロンJr.(22)がオクステッド(セン4、R・テール、父メイソン)でG1初制覇を果たした。勝ちタイムは1分9秒59。同馬は前走のG3アバーナントSで重賞初制覇を果たし、勢いに乗ってG1初挑戦初勝利となった。

キーレン(Cieren)・ファロンJr.の父は英国リーディングジョッキーに6度輝いた名手キーレン(Kieren)・ファロン(55)。

父は英ダービーを99年オース、03年クリスキン、04年ノースライトで3度、凱旋門賞を05年ハリケーンラン、07年ディラントーマスで2度制覇。息子は昨年、英国の最優秀見習い騎手となり、この日、初めてG1制覇を果たした。01年阪神JFアローキャリーの2着など来日経験もある父は16年に重度のうつ病のために引退したが、息子の活躍とともに、最近は親子でメディアにも登場している。

ジュライCを勝てば英国G1完全制覇だったランフランコ・デットーリ騎手のセプティカル(セン4、D・ホーガン、父エクシードアンドエクセル)は2着。コモンウェルスC覇者で1番人気だったゴールデンホルデ(牡3、C・コックス、父リーサルフォース)は3着、ロイヤルアスコット開催のG1ダイアモンドジュビリーSを制したハローユームザイン(牡4、K・ライアン、父コディアック)は5着に敗れた。

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