5日のエクリプスSで4着だったアイルランドの「鉄の女」マジックワンド(牝5、A・オブライエン、父ガリレオ)は10日に行われるファルマスS(G1、芝直線1600メートル、ニューマーケット)へ参戦する。

ファルマスSは英国・ニューマーケット競馬場のジュライ(7月)フェスティバルで施行される牝馬限定のマイルG1。8日に出走馬と枠順が発表され、マジックワンドは7頭立ての7番枠に決まった。鞍上はクールモアグループの主戦ライアン・ムーア騎手が務める。

「世界旅行者(グローブトロッター)」の愛称も持つ5歳牝馬のマジックワンド。レース選択に慎重なエイダン・オブライエン調教師の管理馬だが、数多くのレースを使うことで日本のファンにもおなじみの存在になっている。今年4戦目だった5日のエクリプスSでは後方待機から直線はジワジワと差を詰め、勝ったガイヤースから4馬身差の4着だった。昨年は11月にメルボルンC10着から中3日で挑んだマッキノンSでG1初制覇を果たした経験があり、G1・2勝目なるか注目だ。

マジックワンドの他にはクイーンアンS2着でランフランコ・デットーリ騎乗のテレベラム(牝4、J・ゴスデン、父シーザスターズ)、5連勝中のナジーフ(牝4、J・ゴスデン、父インヴィンシブルスピリット)、昨年2着馬で仏G1フォレ賞覇者のワンマスター(牝6、W・ハガス、父ファストネットロック)などが出走を予定している。

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