7月5日に英国で行われるエクリプスS(G1、芝1990メートル、サンダウン)へ向け、アイルランドのエイダン・オブライエン師がジャパン(牡4、父ガリレオ)の参戦を明言した。
28日のG1プリティーポリーSで同厩舎のマジカル(牝5、父ガリレオ)が快勝。レース後のインタビューでオブライエン師は「(マジカルは)サンダウン(エクリプスS)に行く可能性もありました。ただ、彼女にとって素晴らしいレースになりましたね。私たちはたぶんジャパンをサンダウンへ連れて行きます。キングジョージ(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS)が彼女(マジカル)の次のレースになるでしょう」とコメントした。「レーシングTV」電子版が伝えている。
ジャパンは昨年の英ダービー3着馬。7月にフランスのパリ大賞でG1初制覇を果たし、8月の英インターナショナルSではクリスタルオーシャンを撃破した。エイダン・オブライエン厩舎の3歳世代のエース格として挑んだ凱旋門賞は勝ったヴァルトガイストから4馬身差の4着だった。
今年に入り、日本人馬主がクールモアグループと共同所有することが報じられ、17日のプリンスオブウェールズSは始動戦として大きな注目を集めたが、4着に敗れている。
エクリプスSはエネイブルや日本調教馬ディアドラなどが出走予定。日本でも5日午前7時からインターネットで馬券発売される。