5日間の日程で行われるロイヤルアスコット開催は20日(土曜)が最終日になり、G1競走が3つ組まれている。

4Rが3歳牝馬のコロネーションS(G1、芝1590メートル、7頭立て)、5Rが3歳牡馬のセントジェームズパレスS(G1、芝1590メートル、7頭立て)、6Rが古馬の短距離戦、ダイヤモンドジュビリーS(G1、芝直線1200メートル、10頭立て)となっている。

コロネーションSには英1000ギニーで初黒星(3着)を喫したクアドリラテラル(牝3、R・チャールトン、父フランケル)が出走予定。一昨年にG1・4連勝を記録した名牝アルファセントーリの半妹アルパインスター(牝3、J・ハリントン夫人、父シーザムーン)がアイルランドから参戦。アメリカからは昨年のBCジュベナイルフィリーズターフ覇者シェアリング(牝3、G・モーション、父スパイツタウン)が参戦する。

セントジェームズパレスSにはこちらもデビュー7戦目の英2000ギニーでまさかの敗戦(3着)を喫した2歳王者ピナトゥボ(牡3、C・アップルビー、父シャマーダル)が出走を予定している。鞍上はウィリアム・ビュイック。

英2000ギニーで先着(2着)したウィチータ(牡3、A・オブライエン、父ノーネイネヴァー)がライアン・ムーアとのコンビで参戦。デビューから3連勝中のパレスピアー(牡3、J・ゴスデン、父キングマン)はランフランコ・デットーリを背にG1初挑戦で一発を狙う。英国競馬統轄機構(BHA)が128のレーティングを与え、「今世紀最強の2歳馬」と評されてきたピナトゥボが正念場の一戦を迎える。

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