<葵S>◇30日=京都◇重賞◇芝1200メートル◇3歳◇出走16頭

1番人気ビアンフェ(牡、中竹)が逃げ切り、昨夏の函館2歳S以来となる重賞2勝目を飾った。勝ち時計は1分8秒1。

鞍上の藤岡佑介騎手(34)はアンタレスS(ウェスタールンド)に続く今年の重賞2勝目。次走は未定だが、秋はスプリンターズS(G1、芝1200メートル、10月4日=中山)を目標にする。

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まさに“上出来”。ビアンフェが自慢のスピードで他馬を置き去りにした。好スタートから迷わずハナへ。他の快速馬を圧倒して単騎逃げに持ち込んだ。前半3ハロンは33秒5のハイペース。後続を引き離して直線に向くと、驚異の粘り腰を発揮した。追ってきたレジェーロを首差しのいで重賞2勝目。藤岡佑騎手は「デビューからずっと乗ってきましたが、改めて速いな、すごいスピードだなと感じました」と振り返った。

新馬戦から数えてコンビ7戦目。さまざまな経験を積んできた。馬体重はデビューした19年6月と比べると、実にプラス56キロ。大きく成長し、パフォーマンスも上げて見せた。

「もともと1200メートルがベストという話でしたが、1400メートル、1600メートルを使った経験が生きていると思います。可能性を感じている馬ですし、これからもっと成長してくれれば」

次なる目標は秋のG1、スプリンターズS。中竹師は「夏をどうするかなどは未定だが、スプリントのG1に行きたい」と頂上舞台を描いた。葵Sは、のちに世界的なスプリンターとなったロードカナロアが11年に制した出世レース。ビアンフェも短距離王へ、スピードを上げていく。【藤本真育】

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