相沢厩舎は皐月賞に続き、ブラックホール(牡)とビターエンダー(牡)の2頭出しだ。前者は浦河町の杵臼牧場、後者は新ひだか町の桜井牧場の生産馬。ゴールドシップ産駒とオルフェーヴル産駒でダービー制覇を狙う。

追い切りを翌日に控えた火曜朝、ブラックホールは元気に美浦の坂路を2本駆け上がった。「絶好調だね。小さい馬だけど、この2戦で体重が増えてきている。あまり後ろからだと届かないけど、距離が延びるのはいいと思うし、楽しみはある」と相沢師。9着に敗れた皐月賞は道中最後方から大外をジリジリ伸びた。タフな札幌2歳Sの覇者が東京芝2400メートルの舞台で直線強襲なるか。

ビターエンダーは皐月賞で14着に敗れたが、トライアルのプリンシパルSで優先出走権を獲得。執念のダービー参戦だ。「(中2週で)レース後の疲れはあったけど、先週からしっかり乗れている。東京は走る馬だし、時計の速い馬場もいい。いい枠を引いて先行できれば」と師。落馬負傷した津村騎手が今週復帰予定で水曜の最終追い切りに騎乗する。人馬とも念願の大舞台に挑む。

ブラックホールもビターエンダーも人気薄となりそうだが、「参加しないことには勝てないからね」と不敵な笑みを見せた。厩舎は開業2年目の99年に7番人気ウメノファイバーで1番人気トゥザヴィクトリーを差し切り、オークス制覇。ダービー2頭出しは初めてではなく、開業3年目の00年以来2度目(ジョウテンブレーヴ6着、マイネルコンドル15着)になる。経験豊富、強気で鳴らすベテラントレーナーがひそかに期待する2頭出しに注目だ。

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