11日に競馬が再開されたフランスでは19日、新たにパリ近郊での競馬が開催不可能となることが決まり、21日にパリロンシャン競馬場で予定されていたレースはすべてドーヴィル競馬場で行われることになった。

21日のドーヴィル競馬場、2Rのゴールドリバー賞(牝馬限定、リステッド、芝2800メートル)では3頭の日本人オーナー所有馬が出走予定。アガカーン殿下所有の実績馬やヴェルテメール(ヴェルトハイマー)兄弟所有のディープインパクト産駒と激突する。

松島正昭氏(キーファーズ代表)が所有するアマレナ(牝4、P・バリー、父ソルジャーホロウ)は昨年の仏オークス(ディアヌ賞)15着以来の復帰戦だ。昨年は2戦2勝でドイツから移籍。武豊騎手の仏オークス初騎乗で注目を集めた。パスカル・バリー厩舎に転厩し、鞍上にはオリビエ・ペリエ騎手を迎える。

犬塚悠治郎氏が所有するプライドオブネルソン(牝4、小林智、父マウントネルソン)はポーランドで8戦5勝(ダービー3着、オークス2着)の成績を残し、昨年11月にサンクルー競馬場のリステッドで3着に入った後、アルカナ社(フランス)オータムセールで落札された馬。テオ・バシェロ騎手とのコンビで挑む。犬塚氏はJRAで京王杯2歳S5着グレイトホーン(牡3、根本)を所有するほか、「ぐりぐり君」の名前で競馬ファンに人気のブロガーだ。

アンドルフィン(牝5、父ムータティール)は清水裕夫調教師の個人所有馬。昨年10月にサンクルー競馬場のG3で2着に入った実績があり、今年の天皇賞・春に予備登録を行ったが、来日は実現しなかった。鞍上はクリスチャン・デムーロ騎手が務める。

ゴールドリバー賞は牝馬限定のリステッド競走。7頭立ての予定だが、中長距離で活躍が見込まれる有力オーナーの牝馬が出走してくる。

フランスギャロの発表するレーティング最上位はエディザ(牝4、A・ロワイエデュプレ、父キトゥンズジョイ)。昨年はアメリカ・ニューヨークの「牝馬芝3冠競走」最終戦ジョッキークラブオークスを制し、10月のG2コンセイユドパリ賞で2着に入った。ウインブライトが勝った12月の香港カップにも遠征し、5着に入った期待馬だ。アガカーン殿下が所有し、クリストフ・スミヨン騎手が騎乗する。

名門ファーブル厩舎が送り出すミュエット(牝4、A・ファーブル)はここまで4戦2勝、英国生まれのディープインパクト産駒。昨年9月にパリロンシャン競馬場でリステッドを快勝し、凱旋門賞前日のショドネー賞(G2、芝3000メートル)では4着に入った。主戦マキシム・ギュイヨン騎手とのコンビで古馬初戦を飾りたいところだ。

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