2月15日の小倉5Rで落馬し、左鎖骨骨折のため休養していた藤田菜七子騎手(22=根本)が、20日の中山1R(未勝利、ダート1200メートル)で約1カ月ぶりに実戦復帰した。

12番人気グレイトサンディー(牝、矢野)に騎乗し、12着。後方追走から直線はジリジリと差を詰めた。復帰戦を終えた藤田騎手は「本当に違和感なく乗れましたし・・・、はい、大丈夫でした。体力的にも、気持ち的にも、(騎乗できなかったのは)1カ月ですし、違和感なく乗れたと思います」と話した。

休養前はパドック、馬場入りとファンの熱い声援を受けていた同騎手にとって、無観客競馬の騎乗は初めてだった。「競馬はファン、お客さんあっての競馬だとあらためて感じました」と口元を引き締めた。

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