<ドバイシーマC:国内最終追い切り>

3月28日メイダンのドバイシーマクラシック(G1、芝2410メートル)へ挑戦するラヴズオンリーユー(牝4、矢作)は馬なりで栗東坂路を駆け上がった。

坂井騎手(レースはM・デムーロ騎手)が騎乗し、4ハロン56秒9-13秒5。「55から56秒の予定だった。ちょっと遅いけど、ここまで順調に来ているし、これくらいの調教でいい」と矢作師。軽めの走りでも、弾むようなフットワークは健在だった。

無傷4連勝で昨年のオークスを制した。今回のドバイシーマCでは、16年ドバイターフを制した全兄リアルスティールに続く、兄妹ドバイG1制覇がかかる。「この馬の方が能力は高いと思う。スピードと瞬発力は兄を上回っているのでは」と期待は大きい。

ただ、初の海外遠征で心配な面もある。「環境が変わるとカイバを食べないから。向こうで、どれだけ体を維持できるか。着いて5日くらいで食べてくれればいいけど」と師。課題を克服できれば、偉業達成も見えてくる。

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