07年ウオッカ、08年ディープスカイでの日本ダービー連覇など、JRAG1・15勝を含む通算1586勝を挙げた四位洋文騎手(47)の引退式が29日、12R終了後に阪神競馬場のウイナーズサークルで行われた。
無観客開催だったが、ターフビジョンには四位騎手のG1勝利を振り返るVTRが流れ、式の最後には集まった多くの騎手仲間から5回、胴上げされた。
四位騎手は「デビューした頃は、こんなにも長く騎手を続けていけると思っていませんでした。いい馬と出会えたことを再確認できましたし、いい仲間にも恵まれ、幸せな騎手生活を送れました」とコメントした。
この日は阪神で6鞍に騎乗。3R3歳未勝利戦(ダート1800メートル)では、1番人気のハンメルフェスト(牡3、庄野)で勝利し、JRA通算1586勝目を記録した。