JRAは27日、コロナウイルス感染拡大のため、今週末29日からの中央競馬開催を当面無観客で行うと発表した。全国各地のウインズなどでの場外発売、払い戻しも取りやめる。先週までの的中馬券の払い戻し有効期間は約2週間延長され、3月8日までの競馬場の予約席はキャンセルされる。

レース自体は行われ、馬券購入はネット投票だけ。ネット投票は2月23日時点で、今年の売り上げ全体の71・8%を占めている。テレビ中継は通常通り行われ、パドック、馬場入場なども行われるが、勝利馬の表彰式などは行わない。JRAの後藤正幸理事長は「毎週の中央競馬を楽しみにしていただいているお客様にはご不便とご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご協力いただきますようにお願いします」とコメントした。

JRAとしての無観客開催は初めてだが、日本競馬会時代の1944年(昭19)には、政府からの戦争による競馬停止命令のため、桜花賞、皐月賞、ダービー、天皇賞・春が無観客の能力検定試験として行われた記録がある。菊花賞も行われたが、コース間違いによりレースは不成立となった。これらのレースでは馬券も発売されなかった。

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