父ディープインパクト、母キャットクイル(母父ストームキャット)。G1勝ち鞍は13年ダービー。

誕生翌年に発生した東日本大震災後、人々のつながりに感銘を受けたオーナーが「キズナ」と命名。順調に勝ち上がり、第80代ダービー馬となった。3歳秋にフランス遠征を敢行し、ニエル賞で同い年の英ダービー馬ルーラーオブザワールドを下して優勝。大一番の凱旋門賞でも4着に入った。4歳初戦の大阪杯を制覇し、天皇賞・春4着後に骨折が判明。5歳春に復帰したが、秋に右前繋部浅屈腱炎となり静かにターフを去った。

母キャットクイルの半姉はビワハヤヒデ、ナリタブライアンの母であるパシフィカス。半姉ファレノプシスもG1・3勝を挙げている。父ディープインパクト×母父ストームキャットの配合は頭数がそう多くないながら、キズナの他にラキシス、アユサン、サトノアラジン、エイシンヒカリ、リアルスティール、ラヴズオンリーユーといったG1馬が出ている。昨年、初年度産駒がデビューし、2歳戦では27頭(33勝)が勝ち上がり、19年のJRAファーストサイヤーランキング1位を獲得。JRA初年度産駒2歳獲得賞金歴代ランキングでは、父の父サンデーサイレンス、父ディープインパクトに次ぐ3位の成績を収めた。昨年、急逝した父の正統後継馬として、今後の飛躍が期待されている。種付け料は600万円。

社台SSの佐藤剛氏 ディープインパクトのような動きの軽さに、母父ストームキャットの骨格の強さ、両方のいいところを併せ持ったようなハイブリッド仕様です。今思えば、フランス遠征をしても現地の馬場を全く苦にしなかったですし、産駒がダートを走っているのもそこにつながっているのかと思います。

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