新型コロナウイルスの国内感染拡大を受けて、日本騎手クラブは競馬場でのファンとの握手や、サインを今週から当面の間、自粛することを決めた。
すでに、東西各騎手にメールなどで通達している。競馬場のウイナーズサークル近辺は、勝利騎手とファンとの間で貴重な“交流”の場になっているが、感染拡大が続き、有効な治療法も確立されてない現状を考え、ファンとの接触を控えるという苦渋の選択を取ることになった。熱心にファンサービスに応じているM・デムーロ騎手は「サインできなくなっちゃった。早く収束してほしい」と残念そうに話した。