地方競馬の短期免許を取得して来日中の「美人すぎるジョッキー」ミカエル・ミシェル騎手(24=フランス)が4日、高知競馬場で初勝利を挙げた。レディスヴィクトリーラウンド(LVR)2020に電撃参戦。8Rの第2戦で4番人気ハンゲキノノロシに騎乗し、好位から抜け出した。6Rの第1戦は最下位11着だったがすぐに雪辱。31ポイントの2位で第1ラウンドを終え、今日5日は大井にUターンして騎乗する。

泥まみれのトリコロールの勝負服が輝いてみえた。ゴールの瞬間、ファンだけでなく検量室の関係者からも歓声が上がった。ハンゲキノノロシを管理する細川忠師は「さすがです」と、ミシェル騎手の騎乗ぶりを称賛。第1戦6R最下位から見事な“反撃”は、見るものすべてを魅了した。

好スタートを決めて、やや離れた3番手追走。しっかり折り合い、リズム良く運んだ。3~4角で仕掛けて先行2頭との差をぐっと詰める。外を回り直線で並ぶと、一気に突き放し3馬身差をつける完勝に右手でガッツポーズ。「1戦目でいい結果が出なかったのでとてもうれしい」。満面のスマイルがはじけた。

「外の方が砂が深くないと聞いていた」。初戦は初めてのコースに戸惑いもあったが、たった1戦でアジャストした。コース適性を見極め、勝利に導いた。「最後のカーブでこれはいけると思った。(初戦は)砂が厚くて走りにくいと思ったけど、いいレースができました」。そう振り返りながら周囲の祝福に応えた。

3日大井、4日高知、今日5日はまた大井で騎乗。ハードスケジュールの合間をぬって、リフレッシュも心掛けている。「先週末は温泉に行って、いつか相撲も見に行くつもり」。初の高知参戦、地方競馬の女性騎手との初対戦を終え「本当に楽しかった」と、また笑った。冷え込む中での表彰式では大勢のファンに日本語で「アリガトウゴザイマス」。降壇すると時間いっぱいまでサインした。会心の騎乗と笑顔のサービスで高知のファンのハートもわしづかみにした。【網孝広】

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