<呉竹賞>◇25日=中山◇3歳1勝クラス◇ダート1800メートル◇出走13頭
紅一点のセラン(牝、松永幹)が逃げ切った。直線で外に張りながらもしぶとく脚を伸ばし2着ピオノノの猛追を首差しのいだ。
武豊騎手は「無理にハナに行こうとは思っていなかった。右回りで勝っているけど、ずっと外に逃げていて本来は左回りの方がいい。着差以上に強かったですね」と素質の高さを感じていた。
松永幹師は「前田幸治オーナーと話し、UAEオークス(G3、ダート1900メートル、2月20日=メイダン)を目指すことになりました」と話した。2月2日に検疫に入り、8日に出発する予定。その後は米国のケンタッキーオークス(G1、ダート1800メートル、5月1日=チャーチルダウンズ)も視野に入れる。鞍上は引き続き武豊騎手。