海外を含めG1通算4勝、19年の年度代表馬に選出されたリスグラシュー(牝6、矢作)の引退式が19日、京都競馬場の最終レース終了後に行われた。

G1初制覇の18年エリザベス女王杯、同2勝目の19年宝塚記念の時と同じ12番のゼッケンをつけて登場。約7000人のファンが見届けた。

約4年という時間をともにした矢作師は「(引退は)もったいないですね。寂しいです。これだけの馬にはもう巡り会えないかもしれないですね」と目に涙を浮かべ「いい子を産んでもらって、子どもを連れて新しい京都に戻ってきたい」と新たな夢を語った。

引退式の前にはパドックで背中にまたがった。「1回、乗りたいと思っていたから。とにかく感謝しかない」と笑顔。「種牡馬とは違って、ファンが見る機会がもうないので、引退式をやりたかった」と愛馬を見つめながら思いを語った。

今後は北海道安平町のノーザンファームで繁殖牝馬になる。交配予定についてノーザンファームの吉田勝己代表は「(ロード)カナロアか、レイデオロか。モーリスもいい繁殖をつけてますからね。まだ決まっていないです。よく考えて決めます」と明言こそしなかったものの、偉大な3頭の種牡馬を挙げた。最後は矢作師が「性格的にもいいし、成長力もある。それを子どもに期待したい」と締めくくった。【藤本真育】

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