<フェアリーS>◇13日=中山◇G3◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走16頭
最内枠から好スタートを切った3番人気のスマイルカナ(高橋祥)が鮮やかに逃げ切り、重賞初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分34秒0。
道中は力むことなく、気分良く一人旅に持ち込んだ。直線を向いても手応えは十分。坂を駆け上がっても、後続が迫ってくることはなく、2馬身半差で楽々と押し切った。ゴール後、大きくガッツポーズした柴田大騎手は「レース前のテンションが高くて不安が大きくなりましたが、馬の力を信じてよかった。(逃げるかは)出てから決めようと思っていたが、スタートもよかった。自分のリズムで走れていたので、そのリズムを崩さないように、崩さないようにと思っていました」と会心の逃げを振り返った。春は4月12日阪神の桜花賞(G1、芝1600メートル)が最大目標になる。
2着は7番人気のチェーンオブラブ、3着は5番人気のポレンティア。1番人気のアヌラーダプラは直線で外に出したが伸びを欠き、6着に敗れた。
馬連(1)(8)は4510円、馬単(1)(8)は8320円、3連複(1)(5)(8)は1万5040円、3連単(1)(8)(5)は9万3230円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)