<日刊スポーツ賞中山金杯>◇5日=中山◇G3◇芝2000メートル◇4歳上◇出走17頭

2番人気トリオンフ(セン6、須貝)が重賞3勝目を挙げた。トップハンデ58キロを背負っていたが、直線はしぶとく抜け出し、ウインイクシードとの追い比べを制した。勝ちタイムは1分59秒5。2日に死んだ96年の菊花賞馬ダンスインザダークを母の父に持つ馬が天国へ送る勝利となった。

鞍上は7Rで三浦騎手が落馬負傷したため、乗り替わりだったM・デムーロ騎手だった。「(三浦騎手の負傷は)かわいそうです。大きな怪我じゃないといいです。(中山金杯は)乗る馬がなかった。アクシデントがあって、須貝先生に乗ってほしい、と言われてうれしかったです。前走(チャレンジC2着)は1年以上休んでいたのに、いい結果を出していた馬。チャンスがあると思っていました。思っていたとおりでした。(JRA重賞制覇は昨年オークス以来で)僕も苦しかった。オークスの後は大変だった。年が明けて、最初の重賞を勝つことができて、とてもうれしいです。頑張りたい。いっぱい勝ちたい。うまいジョッキーになりたいです。すごく応援してもらってうれしいです。明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」。

頭差2着は6番人気ウインイクシード。3着は11番人気テリトーリアルが入った。1番人気クレッシェンドラヴは後方から追い上げたが、7着に敗れた。

馬連(7)(8)2550円、馬単(7)(8)3990円、3連複(1)(7)(8)2万8440円、3連単(7)(8)(1)10万7910円。

(注=成績、払い戻し金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)

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