<ターコイズS>◇14日=中山◇G3◇芝1600メートル◇3歳上牝◇出走16頭

3番人気コントラチェック(牝3、藤沢和)が、3月のフラワーC(G3)に続く重賞2勝目を挙げた。好スタートからハナに立ち、マイペースで逃げた。直線ではもうひと伸びして、追い上げた2着エスポワールに1馬身3/4差をつける快勝。勝ち時計はレースレコードの1分32秒2。騎乗したC・ルメール騎手(40)はこの日4勝と活躍した。3着に1番人気シゲルピンクダイヤが入り、上位を3歳勢が独占した。

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スッと先手を取ったコントラチェックが、マイペースで走り切った。スピードに乗って、道中は息も入れられた。同じ中山で行われた3月のフラワーCを再現するかのように、楽々の逃げ切り。ルメール騎手は「パドックからすごくいい感じ。返し馬もリラックスしていた。スタート前に自信があった」と勝利を確信していた。

重賞を初制覇した春とは精神面も肉体面も違う。馬主のキャロットファーム秋田博章社長は「体重は変わらないけど、つくところに筋肉がちゃんとついている」と分析する。1回レースを使うとガタッとする面も徐々に解消し「ここに来て充実してきた」と言った。前走まで中山芝は2勝2着1回。成長に加えて、得意のコース。初めて顔を合わせた古馬、同じ3歳世代のライバルも完封した。

秋田社長は「目指すはヴィクトリアM」と20年春の最大目標に、5月17日東京の牝馬限定のマイルG1を掲げた。ルメール騎手は「2000メートルも大丈夫だけど、リラックスが必要」と、マイルがより向くと見立てる。重賞制覇と最高の結果で19年を締めくくり、来年の大舞台へ大きな弾みをつけた。【久野朗】

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