2歳マイル王が決まる朝日杯FS(G1、芝1600メートル)が15日、阪神競馬場で行われる。

土曜早朝、栗東トレセンの気温は0度。風はない。朝日の昇る前の坂路を、タガノビューティーが駆け上がる。冷たい空気の中、熱気を帯びた走り。初芝&G1挑戦への態勢を整えた。桜井助手は「初芝だけど、楽しみしかない」と本番を待ちわびていた。

デビューからダートで2連勝。前走プラタナス賞は11頭立ての最後方で運び、直線だけで10頭をごぼう抜き。2戦連続上がり最速をマークしたが、前走の34秒8は出色だ。「乗り込みは十分。流れに乗れば、最後は確実に脚を使って来てくれる」。末脚への信頼度は高い。

普段の調教から、走りに柔らかさを感じさせるという。「跳びが大きくてきれいなフォーム。むしろ芝がいい。失うものはない。挑戦者ですから」と桜井助手。未知の魅力たっぷりの直線勝負。芝ならどれだけ切れるのか。【網孝広】

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