<カペラS>◇8日=中山◇G3◇ダート1200メートル◇3歳上◇出走16頭

2番人気コパノキッキング(セン4、村山)に騎乗した藤田菜七子騎手(22=根本)が待望のJRA重賞初勝利を挙げた。

好位からレースを進め、最後の直線では外に持ち出すと一気に突き抜けた。勝ちタイム1分9秒3。

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藤田菜七子騎手の師匠、根本康広調教師(63)が愛弟子のJRA重賞初勝利をたたえ、ともに活躍する「兄弟子」丸山元気騎手、野中悠太郎騎手には感謝の気持ちをコメントした。

根本師 (勝つ時は)簡単に勝つね。うまく乗ったというよりここのところコンビを組ませてもらって、手が合うんでしょう。ハナに行ったり3番手から行ったり、中団の前から行ったり、レースのメンバーやコース、距離、ペースで自由自在に考えて乗っている。馬は菜七子を信頼しているし、菜七子も馬を信頼している。今日は58キロかもしれないけど、実績は上だし、ふつうに勝てるだろうという中で勝った。ただ浦和(JBCスプリント)で御神本騎手にうまく乗られて差されて不安もあったはず。でも大井(東京盃)で勝ったのは自信になったんじゃないかな。JRA重賞初制覇のプレッシャーもあった中、先行馬を行かせてワンクッション置いてしまいの伸びにつなげたのは、馬と信頼関係を構築して、自分の中でレースぶりを確立してたんじゃないかな。(馬主の)コパさんが負けても1年は乗せてくれるという太っ腹なところは大きかった。負けたら乗り替わりになると不安だし、思い切ったこともできない。そういう面が強みになった。それに応えた菜七子も大したものだけどね。

2着の元気は悔しいかもしれないけど、3人の弟子が確実に結果を残し、いいレースをしてくれている。鼻が高いというよりはうれしいことだし、ホッとしている。

自分の奥さんが亡くなって、下乗りの頃から知っていて、ジョッキーになるのも弟子を育てるのも大変だと奥さんには言われていた。そういうこともあって、一緒に喜んでくれていると思うし、これからも弟子の活躍も見守ってくれるんじゃないかな。弟子たちには感謝しているよ。

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