<追い斬り激論:阪神JF>

2歳女王を決める阪神JF(G1、芝1600メートル、8日)の追い切りが4日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」はレース連覇のかかる中内田師が管理する有力馬2頭に注目。初の栗東取材に励む東京・井上力心(よしきよ)記者は無敗でアルテミスSを勝ったリアアメリアを、万券女王辻敦子記者はサウジアラビアRC2着のクラヴァシュドールを推奨した。

辻 あら、今週は栗東に珍しい顔が(笑い)。

井上 誰のことですか。え、僕ですか(笑い)。

辻 そうですよ。初めての栗東はどうでしたか。

井上 寒かったです(笑い)。G1ゼッケンや重賞ゼッケンをつけている馬が多かったし、普段は会えない池江師や矢作師にも会えて・・・。競馬記者になって半年くらいたちますが、新鮮さがありました。

辻 わくわく感が伝わります。さて本題の阪神JFですが気になる馬は?

井上 リアアメリアです。

辻 大本命ですよね。

井上 そうです。一番いいと思ったのは軽めの追い切りでしっかり折り合いをつけられていたこと。

辻 水曜はCウッドで4ハロン55秒1-11秒9。中間は落ち着いています。

井上 レースでの折り合いに不安のある馬でしたが、今日の追い切りを見てまったく不安がないのではと思いました。フットワークやフォームはきっちりしていましたし、力はここ2走で証明済み。折り合いがつけばあっさりかなって。

辻 素晴らしい牝馬に、ほれぼれしてしまったのですね。ただどの馬もキャリアは浅いです。案外、敵は身内にいるかも?

井上 ということは、辻さんが気になるのはクラヴァシュドール?

辻 もちろん! 前走後からずっとこの馬に注目していますから。

井上 前走は2着。朝日杯FSに出走するサリオスに負けました。

辻 この馬自身もすごく頑張ったと思います。しまいの脚は良かったんじゃないですか。「レースにいって冷静に走れている」と藤岡佑騎手は言っていましたし、レースまでの過程で、落ち着いて臨めたのが何より。レース翌週の藤岡佑騎手はかなりの感触をつかんでG1に挑めそうな表情、口ぶりでした。

井上 追い切りは坂路で4ハロン53秒0でした。

辻 1ハロンごとに14秒7-13秒5-12秒7でラストが12秒1。徐々にラップが速くなっていく調教。好きです。ラスト1ハロンが一番速くなり反応は抜群。自信を持ってG1に臨める状態だと思いますよ。

井上 2頭出しは人気薄、ともいいますよね。

辻 レースに絶対はありません。どちらも能力が高いことは確か。同門の女同士の戦い。楽しみですね~。

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