香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル、8日=シャティン)に出走するエリザベス女王杯覇者ラッキーライラック(牝4、松永幹)はオールウェザーコースを軽快にキャンターで1周した。昨年オークス(3着)以来の2400メートル戦になるが、全身を大きく使い、馬体面からは距離への不安は感じられない。丸内助手は「オールウェザーコースが調教馬場であることを馬が理解してくれるようになって、落ち着いていました。環境にも慣れて順調です」と話した。
英チャンピオンSからの転戦になるディアドラ(牝5、橋田)もオールウェザーコースをキャンターで1周した。「香港に着いてからも元気いっぱいで状態もいい感じです。このまま順調にいってもらいたいです」と込山助手。
関東馬グローリーヴェイズ(牡4、尾関)は角馬場で常歩、速歩で40分ほどの乗り運動を行った。「歩様も異常なく、雰囲気も良い感じで順調です」と矢原助手。