天皇賞・秋もディープインパクト産駒だ。先週の開催では菊花賞のワールドプレミアをはじめ、産駒が6勝。父サンデーサイレンスの産駒が持つJRA連続週勝利記録「246週」に並んだ。

新記録がかかる今週末、メインの天皇賞には6頭のディープ産駒が出走予定。ロードカナロア産駒の2強アーモンドアイ、サートゥルナーリアに“ディープの壁”が立ちはだかる。

その筆頭格は昨年のダービー馬ワグネリアン。前走の札幌記念は4着だったが、両前脚を落鉄していた。勝ち馬とは0秒2差。友道師は「前走は落鉄の影響だと思う。それでも、4コーナーであの位置からよくきていた」と振り返る。

調整も順調だ。1週前には福永騎手が騎乗してCウッドで併せ馬。強めに追われ、トリコロールブルー(古馬オープン)に先着した。その時に鞍上が「札幌記念の時が良かったので躍動感は少し物足りなかったが、しっかり動かしたのでこれで変われば」と望んだ通り、変化があった。大江助手は「躍動感が出てきた」と、気配は上向いている。

ダービーを勝った昨年との違いは、カイ食いが良くなったこと。追い切り後もしっかりと食べている。友道師も「去年より体質も強くなっている。使った後も今年は我慢できている。そういう面の成長を感じている」と評価する。古馬になり、確実にたくましくなった。亡き父ディープインパクトの産駒代表馬として、そしてダービー馬として、意地を見せたい。【辻敦子】

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