ランフランコ・デットーリ騎手(48)が12日、英国でテレビ番組に出演し、初めて凱旋門賞後の心境を打ち明けた。レーシングポスト電子版は「私は涙を流しました」というタイトルの記事を掲載している。

史上初の凱旋門賞3連覇に挑んだエネイブル(牝5、J・ゴスデン、父ナサニエル)だったが、快挙はならなかった。「驚きました。私が検量室を出るとすぐに人々が叫び、暴れました。サッカーのスタジアムのようであり、競馬場ではなかった。パドックはギュウギュウでした。私はそれをすべて受け入れようとしていました。特別な瞬間でしたから。ゴールに近づくと、観衆はエネイブルとは叫ばずに私の名前を叫んでいました。私はそういう応援を期待してはいませんでした」。デットーリ騎手はレース当日の異様な雰囲気を振り返った。

直線で先頭に立つと、3歳馬2頭を振り切ったエネイブルだったが、ゴール寸前でヴァルトガイストに差し切られてしまった。「思ったとおりにいきました。素晴らしい位置でしたし、速いペースでした。馬場のいいところを走り、息を入れることもできました。残り100ヤードでアンドレ・ファーブルの馬(ヴァルドガイスト)が来るまではすべてがうまくいっていたんです。これ以上はうまく運べないと思います。もう少し(前の)マジカルが引っ張ってくれればと願っていましたが、(後ろから)ソットサスがきていたので仕掛けなければいけませんでした。ヴァルトガイストは速かったけど、私の馬はそうではなかった。その違いです。もし馬場が良ければ、先にゴールできていたと思います」。

敗戦のショックは大きかったという。「私は日曜(凱旋門賞が行われた日)の夜、涙を流しました。敗れはしましたが、挑戦し、誇りに思っていました。気が抜けてしまい、残り3つのレースに騎乗するために、元気を出さなければいけませんでした」と打ち明けている。

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