<フォワ賞>◇15日=仏パリロンシャン◇G2◇芝2400メートル◇4歳上◇出走4頭

日本から参戦したキセキ(牡5、角居)は3着に敗れた。

ゲートをゆったり出たが自然とハナを切る形になった。4頭が一列棒状のまま、最後の直線に向いた。手応えはあったが、最後は決め手の差が出た。2番手につけていたG1・3勝馬ヴァルトガイストが余裕の手応えで抜け出し、最後方から伸びてきたウェイトゥパリスにもかわされた。ゴール寸前ではシルヴァーウェーヴも迫ってきたが、しぶとくしのいで3着は確保した。

スミヨン騎手は「いいペースで行けたけど、最後は勝ち馬の脚が速かった。すぐにかわされてしまった。でも馬はあきらめたわけではないし、最後まで頑張っていた。もう少し軟らかい馬場の方がいいかも」と話した。

欧州初戦は残念な結果に終わったが、本番はあくまで3週後の凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)。同じ舞台で果敢にハナを切った経験を糧に逆襲に出る。

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