<ドーヴィル大賞>◇25日=ドーヴィル(フランス)◇G2◇芝2500メートル◇3歳上◇出走8頭

凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)へのステップレースとして挑んだチェコ調教馬ナガノゴールド(牡5、V・ルカ、父シクスティーズアイコン)は3着だった。クリストフ・スミヨン騎手を背に道中は後方のインに待機。最終コーナーで最内を突いたが、ゴール前で伸びを欠いた。

勝ったのはオリビエ・ペリエ騎手騎乗のジヤド(セン4、C・ラフォンパリアス、父ロックオブジブラルタル)で勝ちタイムは2分38秒20。前走のG1サンクルー大賞はコロネット相手に短首差2着。セン馬のため、凱旋門賞出走資格はないが、うれしい重賞初制覇になった。

2着には前走パリ大賞でジャパン(英インターナショナルSでクリスタルオーシャンを撃破)の5着だったソフトライト(牡3、J・ルジェ、父オーソライズド)が入っている。

長野五輪の男子アイスホッケー金メダルから名付けられたチェコ調教馬ナガノゴールドは6月のハードウィックS2着以来のレース。陣営はペースメーカーを用意していたが、速い流れを作れなかった誤算もあった。レーシングポスト電子版はルカ師のコメントを掲載。師は「速いペースが欲しかったが、前半がスローで行きたがるところがあった。ただ、休み明けということを考えれば、いい走りだったと思います」と及第点を与えている。

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