凱旋門賞へいざ-。長野オリンピック(五輪)の男子アイスホッケー金メダルから名付けられたチェコ調教馬ナガノゴールド(牡5、V・ルカ、父シクスティーズアイコン)が25日、フランスのドーヴィル競馬場で行われるドーヴィル大賞(G2、芝2500メートル、出走8頭)に出走する。鞍上はクリストフ・スミヨン騎手(38)で5番枠からスタートする。

ナガノゴールドは国際セリ名簿基準書の「パート3国」であるチェコ調教馬だが、6月に英国のロイヤルアスコット開催、G2ハードウィックSで2着に惜敗し、一躍脚光を集めた。その後は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)への参戦を明言しており、このレースが凱旋門賞へのステップレースになる。

レーシングポスト電子版は24日、陣営のレーシングマネジャーを務めるトーマス・ヤンダ氏のコメントを紹介。「バーデン大賞も登録していたが、ドーヴィル大賞にすると決断しました。なぜならば、凱旋門賞へ向かうにはベストのタイミングのレースだからです。凱旋門賞は今シーズンのメインターゲットです」と意気込みが語られている。

ナガノゴールドは14年のタタソールズ社12月・当歳セールでわずか3500ギニー(約50万円)で競り落とされた馬。6月のロイヤルアスコット開催終了後、ヤンダ氏は日刊スポーツの取材に対し、馬名の由来と、ジャパンC(G1、芝2400メートル、11月24日=東京)への参戦を検討していることを明かしている。

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