藤田菜七子騎手(21=根本)の活躍を海外メディアも報じている。

6月30日にスウェーデンのブローパーク競馬場で行われた「ウィメンジョッキーズワールドカップ」で5鞍に騎乗して海外初勝利を含む2勝を挙げ総合優勝。一夜明け、英国のレーシングポスト電子版は「ジャパニーズスター ナナコ フジタ」などと取り上げ、スウェーデン競馬協会も大会の知名度アップへの謝意を伝えた。

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レーシングポストの記事は米国を代表する競馬メディアの1つ、ブラッドホースの電子版に寄稿されており、こちらでも同じく「ジャパニーズスター」の文字が躍っている。

同騎手の魅力は海外メディアも“とりこ”にした。英国メディア「レーシングTV」のセブ・ヴァンス氏は自身のツイッターに「彼女は会見で勝つためにここへきたと言って、それを実現した。できることなら、なるべく早く、私たちはJRAで唯一の女性騎手の姿を英国で見たい」と投稿。ヨーロピアンブラッドストックニュースは公式ツイッターに同騎手を取り囲む“メディアスクラム”の写真を投稿した。

同騎手は97年8月9日生まれで現在は21歳だが、「ウィメンジョッキーズワールドカップ」の主催者は22歳と表記。結果を伝える30日の公式ニュースでは同騎手が師匠である根本師、両親への感謝、スウェーデンへの招待に感謝を述べたことが伝えられている。

公式ニュースの最後ではスウェーデンの競馬協会を代表し、デニス・マドセン氏が「ナナコがウィメンジョッキーズワールドカップを真に国際的なコンペティション(競走)にしてくれたことをうれしく思っています」と参戦への感謝を伝えた。「ウィメンジョッキーズワールドカップ、特に日本(の騎手)の参加はスウェーデン競馬へ対する大きな関心を生み出しました。私たちはブローパークで行われた3回目の開催をサポートしてくれたすべてのメディア、調教師、ジョッキー、オーナー、スポンサーに感謝しています」と成功に終わった開催を喜ぶ言葉で締めくくっている。

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