藤田菜七子騎手(21=根本)が30日、スウェーデンのブローパーク競馬場で行われた「ウィメンジョッキーズワールドカップ」に出場し、総合優勝を飾った。5鞍に騎乗して2勝、2着1回で計48ポイントを獲得しての堂々たる成績だった。

5鞍騎乗予定で1鞍目(芝1200メートル)は8頭立て6着。芝1400メートルの2鞍目(10頭立て)は64キロを背負って2番人気フランシスクス(セン5)に騎乗。道中8番手を進み、直線で1度は内を突いたが、前が壁になったため外に持ち出した。残り200メートルから追い出すと、先に抜け出した内の2頭をかわしてゴールに飛び込んだ。

初勝利後のインタビューで同騎手は「とてもうれしいです。ゲートは速くなくて一緒に出て行けなかったけど、一番いい脚を使ってくれました」と振り返り、ワールドチャンピオンになりたいかと問われ「すごくなりたいです」と笑いながら答えていた。

3鞍目(芝1600メートル)は10頭立て5着だった。4鞍目(芝1750メートル)は10頭立て2着だった。最終5鞍目(芝2100メートル)は2番手から抜け出し、直線で抜け出す強い競馬で快勝し、この日2勝目をマーク。逆転での総合優勝をたぐり寄せた。レース後は両手でガッツポーズで喜びを表現。主催者から銀の優勝カップを手渡され、笑顔を見せた。

今レースは世界各国から招待された10人の女性騎手が条件の異なる5レースに騎乗し順位に応じた獲得ポイントを競い合う。同騎手は16年11月のレディースワールドチャンピオンシップ第15戦(UAE・アブダビ、15頭立て7着)で海外初騎乗。17年1月にマカオ国際男女混合ジョッキーズチャレンジ(タイパ)に武豊騎手とJRA代表として出場。同6月にレディースワールドチャンピオンシップ第8戦(スウェーデン・ヤーデット)に騎乗し、3着(7頭立て)だった。

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