英国の大衆紙「サン」電子版は29日、ドバイのモハメド殿下の夫人であるハヤ王妃(45)がモハメド殿下のもとを離れ、3100万ポンド(約43億円)を持ち出して、ドイツで新しい生活をスタートしたと報じた。

記事によると、ハヤ王妃は2月から公に姿を見せておらず、11歳の娘、7歳の息子とともにドイツへ逃れ、亡命と離婚を申請。このことにより、アラブ首長国連邦とドイツの間に外交的な危機(ドバイ側が子ども2人をドバイへ返還するように要請し、それを拒否する事態)が起こっているとされている。

ハヤ王妃は馬術競技に熱心であるとともに、ゴドルフィンを率いるモハメド殿下の夫人として、競走馬オーナーとしても有名な人物(08年の英ダービー馬ニューアプローチ、08年のBCクラシックを制したレイヴンズパスを所有)。JRAでも「H・R・H・プリンセス・ハヤ」の名義で国内非居住馬主となっている。現在、JRAではウィンターパレス(牝4、黒岩)が登録されている。

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