日本中央競馬会(JRA)は15日、禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性のある馬がいることが判明したため、15、16日に東京、阪神、函館の各競馬場で行われるレースから除外すると発表した。競走除外は156頭で、異例の規模。今日16日も予定通り開催され、函館スプリントS(G3、芝1200メートル)は有力馬ダノンスマッシュ(牡4、安田隆)など6頭が競走除外となった。

前代未聞の出来事に、栗東トレセンでも関係者が困惑していた。15日土曜は競馬開催日のため、午前4時に開場。調教スタンドに集まったトレーナーの表情はさまざまだった。前日14日の深夜に知らされたというある調教師は、出走馬のオーナーに連絡を取ることができず、戸惑ったという。

日曜東京メインのユニコーンSに出走予定だった関西馬では、サトノギャロス(牡3、西園)とロードグラディオ(牡3、西浦)が除外となった。本来ならこの日、東京に向けて馬運車で出発する予定だったが、坂路で調教を行った。西園師は「競馬会(JRA)が認めた業者から仕入れたもの。こういうことになったので、どうしたらいいものか」と頭を抱えた。また、管理馬ギャロスの今後についても「使うレースがないので・・・」と困っていた。

西浦師は14日の23時頃にJRAから連絡を受けた。すぐに栗東トレセン事務所に向かい、15日の午前0時前後に説明を受けた。「最初は何が起こったのかと思った。今週、出走する予定だった7頭(すべて除外)はどれも楽しみにしていた。グリーンカル(飼料添加物)は厩舎開業から使っていたもの。どこでどうなったのか・・・。詳しいことが分からない」と険しい表情で話した。

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