13日、ロイヤルアスコット開催に海外から挑戦する陣営を中心とした共同会見(インターナショナルチャレンジャーズ・プレスモーニング)が英国・ニューマーケットで行われた。

プリンスオブウェールズS(G1、芝1990メートル、19日=アスコット)へ参戦する日本調教馬ディアドラ(牝5、橋田)の関係者も出席。遠征でお世話になった人々、現地で滞在する厩舎、関係者への感謝の言葉が述べられた。

陣営は、ディアドラがハービンジャー産駒であるとともに、母の父スペシャルウィークを通じ、大種牡馬サンデーサイレンスの血が流れていることも説明。「情熱的な応援をしてくれる日本の競馬ファン」に向け、(プリンスオブウェールズSの発走までに)お酒を飲み過ぎないで、ディアドラの走りを見守ってほしい、と呼び掛けた。

クリスタルオーシャン(牡5、M・スタウト、父シーザスターズ)に騎乗予定のデットーリ騎手は「出走予定馬がみな出てくるとすれば、プリンスオブウェールズSが今年のロイヤルアスコット開催で一番のレースになると思います」とメンバーがハイレベルであることを示唆。

昨年の凱旋門賞2着馬シーオブクラス(牝4、父シーザスターズ)は昨年の英ダービー馬マサー(牡4、C・アップルビー、父ニューアプローチ)の参戦で鞍上問題が発生している。

シーオブクラスを管理するハガス師は「今朝追い切りを行ったし、あとは(レースの行われる)来週の水曜まですべてうまくいってほしい」と状態面には自信を見せた一方で、デビューから全6戦で騎乗しているジェームズ・ドイル騎手の継続騎乗を願った。「もし、マサーが走るなら(優先騎乗契約のある)ジェームズ・ドイルはマサーに乗るでしょう。ただ、ジェームズによれば、まだ(マサー出走の)決定はされていません。彼が(シーオブクラスに)騎乗できることを期待していますが・・・」とコメントしている。

(※主催者発表)

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