<ダービー>◇26日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳◇出走18頭

令和元年の王者は12番人気ロジャーバローズ(牡3、角居)と浜中俊騎手(30)だ。2番手から首差で押し切り、2分22秒6のダービーレコードで世代7071頭の頂点に立った。秋は1次登録を済ませている凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=仏パリロンシャン)挑戦も視野に入れる。

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ロジャーバローズの猪熊広次オーナー(56=モバイル事業の株式会社バローズ代表)は祈るような気持ちでゴール前の競り合いを見守った。「ダービーを一番の目標にやってきましたから。本当にうれしいです。セレクトセールで先生(角居師)と相談して選びました。京都新聞杯2着で出られたけど、ダービーを勝つなんて想像していなかった」と興奮気味に振り返った。これまでのダービーは09年アントニオバローズの3着が最高。「ちょうど10年前ですね。あのときも直線先頭に立って・・・」。馬主歴は約20年。凱旋門賞には登録済みで「同じ厩舎にキセキがいるので一緒に行くこともできます。先生が考えてくれると思います」と話した。

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