<安田記念:1週前追い切り>

安田記念(G1、芝1600メートル、6月2日=東京)の1週前追い切りが22日、東西トレセンで行われた。3月のドバイターフを制してG1・5連勝中のアーモンドアイ(牝4、国枝)は、美浦ウッドコースで3頭併せ。来週に騎乗停止が解けるクリストフ・ルメール騎手(40)を背に馬なりのまま最先着し、順調な仕上がりをアピールした。

トレードマークのシャドーロールを揺らしながら、アーモンドアイが重馬場のウッドを軽快に駆け抜けた。3頭併せで直線は最内から馬なりのまま抜け出す。外のノチェブランカ(古馬1600万)に1馬身、中のアンティノウス(古馬1600万)に2馬身先着した。時計は6ハロン83秒7-12秒7。ルメール騎手は「手応えはすごく良かった。自分から動いていた」と反応の良さを感じ取った。

3月末、ドバイターフ出走のため初めて海を渡った。海外遠征による疲れを、国枝師は「心配していたけど杞憂(きゆう)」と言った。多くのレースを460~470キロ台で走った体は、今回の美浦トレセン帰厩時に483キロ。師は「カイバも食べている」と馬体減りは見られない。12日の初時計から、長め6ハロンを3本も乗り込んだ。

マイルのスペシャリストと初めて顔を合わせる。マイラーズCを完勝した17年最優秀2歳牡馬ダノンプレミアム、昨年の覇者モズアスコット、昨秋のマイルCSを勝ったステルヴィオなど。それでもルメールは「心配していない。彼女は一番上だから」と胸を張る。1800メートルのドバイターフは好スタートから5、6番手につけて流れに乗り、直線は楽々と抜け出した。桜花賞以来の1600メートル戦も「瞬発力があるのでノープロブレム」と、世界に衝撃を与えた前走を生かす考えだ。

昨秋のジャパンCを2分20秒6のスーパーレコードで制しており、今の東京の高速馬場も「大丈夫だろう」と、ルメールは言った。着々と出走態勢を整える18年年度代表馬。来週の最終追い切りも主戦が手綱を取る。【久野朗】

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